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お知らせ

第19回 サイエンスカフェ(防災研究座談会)を開催しました

2018年4月12日(木)に、杉本キャンパスにある複合先端機構会議室(理系学舎B棟2階)にて「第19回 サイエンスカフェ(防災研究座談会)」を開催しました。

今回は、大阪市消防局予防課の木南 尊嗣氏と村上 芳郎氏から「火災原因究明に向けた大阪市消防局の取り組み」と題して、話題提供をいただきました。

火災原因調査の目的は、一つ一つの火災について人、物、環境等から出火箇所、出火原因等を究明し、その結果を広く周知することにより類似火災の防止を図り、火災発生件数の減少につなげることにあります。大阪市消防局では、火災現場に残る燃焼の痕跡、残渣、採取された試料をX線透過装置、デジタルマイクロスコープ等の分析機器を活用し、分析及び鑑識・鑑定並びに実験を行っており、その知識と技術、経験を活かしながら、事例・文献研究を通して、さまざまな火災の出火原因等を究明することで類似火災の防止を図っています。その火災予防への取り組みについて紹介いただきました。

実際の火災現場の映像などを交えた参加者にも分かりやすいお話で、防火の重要性がよく伝わり、火災予防に対する意識を高めるよい機会となりました。


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