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第23回 サイエンスカフェ(防災研究座談会)を開催しました

2019年10月31日(木)に、学術情報総合センター1階ツクルマにて「第23回 サイエンスカフェ(防災研究座談会)」を開催しました。

今回は、岩手県立大学総合政策学部の宇佐美 誠史先生にお越しいただき、「長期の避難生活が想定されるときの生活環境、ボランティアについて」と題して、話題提供をいただきました。

日本は長期の避難を要するような大規模な災害が、毎年のように発生しています。しかも、どこで、どのような災害が、どの程度の規模で起こるかは、発生してみないとわかりません。

今回は、日本で災害が発生した際に必ず見られる避難所での集団生活やトイレの問題など避難生活の環境問題やボランティアの受け入れをテーマにお話しいただきました。生活東日本大震災の際の実際の避難所の様子やその時に発生した問題、岩手県立大学の学生ボランティアの活動など、具体的な紹介も多く、参加者の方も熱心に聴講されていました。また直前に発生した台風の被害状況などについてもお話を聞くことができ、今後も予想される台風に関しても、とても参考になる内容でした。

宇佐美先生のお話のあとには、地域で災害を想定した防災訓練の課題や避難生活の中で起こる問題を解決する方法、大学が避難所となった場合にどの程度機能するのかなど、活発な質疑応答と議論が行われました。


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