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お知らせ

第7回 サイエンスカフェ(防災研究座談会)を開催しました

2016年6月16日(木)に、杉本キャンパスにある複合先端機構会議室(理系学舎B棟2階)にて「第7回 サイエンスカフェ(防災研究座談会)」を開催しました。

今回は、CERD兼任研究員の渡辺 一志先生と今井 大喜先生(都市健康・スポーツ研究センター)から「避難に必要な体力と避難所での健康対策を考える」と題して、話題提供をいただきました。

阪神・淡路大震災でいのちを守ることのできた人の98%は自助・共助によるものでした。また、東日本大震災災において、死者の約6割が60歳以上の方でした。高齢者を含む災害弱者のいのちを守るために最も重要なことは、全ての人が安全な場所に避難することです。未曽有の少子高齢化が進む日本において、このような人すべてが自力避難できるために必要な体力や要援護者の避難を支援するために必要とされる体力を把握することは、今後の防災計画の策定において重要なことと考えられます。都市防災教育研究センターがこれまでに取り組んできた避難に必要な体力の基礎資料を紹介するとともに、避難所で健康を維持するために必要な対策について議論しました。


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