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緊急避難場所としての避難シェルターの提案

プロジェクト
津波避難シェルター

津波襲来時は、岸からなるべく離れた高所に避難するのが基本です。しかし、地震により避難路が被害を受けて迅速な避難行動がとれない場合や、高齢者や地震による重傷者、土地勘の無いレジャー客などは、容易に高所への避難行動がとれないことが想定されます。このような差し迫った状況下に置かれた人々の生命を救う手段を考えることは、極めて重要な課題のひとつです。本研究は、緊急避難場所として浮体式の津波避難シェルターを提案しようとするものです。浮体式津波避難シェルターは、上部に避難空間を、下部に備蓄を備える空間を有する構造となっています。平常時は防災教育の教材等として、津波襲来時には高所への避難が困難な方々に利用していただくことで、津波による人的被害の低減に寄与することを目的としています。

津波避難シェルターの曳航実験の様子

 

シェルター実機模型の概要


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