「コミュニティと防災」講義内容について

全学共通教育の総合教育A「都市・大阪」において開講する。
頻発する自然災害に対して、レジリエント（強靭）な地域づくりがわが国の課題となっている。今後懸念される巨大複合災害には従来の公的機関による防災対応に加え、自助や共助によるコミュニティ防災が重視されている。本科目では最新の災害事象とコミュニティ防災の重要性を学ぶ。
到達目標は以下のように設定する。コミュニティ防災においては、災害時における被災者の視点および対応者の視点が必要である。本科目では災害事象のメカニズムと被害・対策、人間行動、防災計画、災害弱者、災害医療、災害ボランティア、地域福祉、レジリエンス等の理解を目標とする。
講義はオムニバス形式とし、毎回のトピックに併せて、複数名の本学教員、実務家等による講義および受講生との双方向での意見交換を行う。
平成27年度より開講。