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お知らせ

【開催のお知らせ】第20回 Science Cafe(防災研究座談会)

日時:2018年7月12日(木) 16:30~18:00

場所:大阪市立大学 複合先端研究機構会議
             (理系学舎B棟2階B201)

話題:① 震度7を引き起こした益城の地下水環境
   ② 2016熊本地震に伴う阿蘇谷の亀裂群の成因
   ③ ドローン・レーザー計測で可視化された耶馬渓斜面崩壊

          原口 強(大阪市立大学理学研究科)

【概要】
① 震度7を引き起こした益城の地下水環境
2016年熊本地震で2度の震度7を観測した益城町では、地震断層が現れ断層変位主因説があった。しかし、断層直上の家屋倒壊は皆無であった。被害集中域の地下に軟弱地盤が確認され、これが地震動を増幅させた。丘陵地は一般に軟弱地盤ではない。なぜ軟弱地盤となったのか。その背景には阿蘇からの豊かな地下水環境にあった。

② 2016熊本地震に伴う阿蘇谷の亀裂群の成因
2016年熊本地震で多数の亀裂が阿蘇谷に現れた。内牧、狩尾、的石に現れた陥没性亀裂を対象に代表側線で地下数百mまでのS波構造を求めたところ、北へ緩く傾く地層構造が確認された。亀裂群の成因は、移動領域の引張部に生じたLateral-spread graben で、的石地区では採掘跡の沈下が加わり、さらに変位を拡大させた。

③ ドローン・レーザー計測で可視化された耶馬渓斜面崩壊
2018年4月11日大分県耶馬渓町で斜面崩壊が発生し、尊い人命が失われた。救出活動が続く中、ドローン・レーザーによる地形計測を実施し、大分県関係者に情報提供した。斜面中部が抜け出し、斜面下部の表層部を巻き込んで崩壊、直下の民家を崩壊土塊が覆った。崩壊の引き金としては地震動や降雨があるが、今回は直接の外的要因はなく、今後の調査が必要となる。ここではレーザー計測で可視化された斜面崩壊の形状を紹介する。
 


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※申し込みは不要です。当日、定刻までに会場へお越しください。

お問い合わせは office@cerd.osaka-cu.ac.jp までお願いいたします。


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