第24回 サイエンスカフェ(防災研究座談会)を開催しました
2019年12月5日(木)に、ヤフー株式会社 大阪グランフロントオフィスにて「第24回 サイエンスカフェ(防災研究座談会)」を開催しました。
今回は、レジリ学園関西校とヤフー株式会社との共催で開催し、最初にそれぞれの活動について、説明がありました。
その後、気象防災アドバイザーの三浦 まゆみさんから「気象情報の伝え方・受け取り方・使い方」と題して、話題提供をいただきました。
どのような情報の伝え方が理解しやすく効果的なのかや、最近、改正された気象警報の受け取り方などをお話しいただき、ただ情報が入ってくるのを待つだけではなく、積極的に情報を取りにいくこと、情報を正確に理解して避難につなげることの重要性などを理解することができました。
次に、Yahoo!天気・災害の防災速報担当デザイナーである小野 高志さんに「3000万ユーザーに情報を届ける Yahoo!天気・災害の防災の取り組み」というテーマでお話をいただきました。
Yahoo!のこれまでの取り組みや利用者の推移、利用者に情報を届ける上での工夫や苦労など、私たちが日常的に利用しているインターネットを通した情報提供の進化や裏側を知ることができる内容でした。
話題提供のあとには参加者が5-6人のグループになって、気象に関するワークに取り組み、気象情報の伝え方や受け取り方について意見交換をしました。活発な議論のあと、情報の捉え方についての個人差やYahoo!天気・災害への要望など笑いも交えながら、和やかな雰囲気でいくつかのグループが代表して発表をしました。
また今回は話題提供の間、スタジオポコの吉田 友子さんによるグラフィックレコーディングも行われ、サイエンスカフェ終了後の懇親会では、それを確認しながらの意見交換や、サイエンスカフェの最中にはできなかった講師への質疑や参加者同士の交流も見られました。