第69回テーマ
『大阪市立大学「いのちを守る都市づくり』その1「都市防災教育」
平成27年3月1日に設立された「都市防災教育研究センター(CERD)」では、東日本大震災の教訓を活かして災害死ゼロを目指し、地域住民が自ら災害リスクを学習するためのツール開発、防災まち歩きや災害対応訓練プログラムの開発、防災環境改善の実践、災害時の医療、避難生活における健康管理、避難に必要な体力の増進プログラムの開発などに取り組んでいます。
『大阪市立大学「いのちを守る都市づくり』その1「都市防災教育」
平成27年3月1日に設立された「都市防災教育研究センター(CERD)」では、東日本大震災の教訓を活かして災害死ゼロを目指し、地域住民が自ら災害リスクを学習するためのツール開発、防災まち歩きや災害対応訓練プログラムの開発、防災環境改善の実践、災害時の医療、避難生活における健康管理、避難に必要な体力の増進プログラムの開発などに取り組んでいます。
重松 孝昌(工学研究科 教授)
【キーワード】 ■CERDの活動目的 ■災害弱者支援の地域コミュニティ ■災害知 ■安全思考 ■地域実践
講演者/タイトル | ||
---|---|---|
講演内容 | ||
◆三田村 宗樹(理学研究科 教授) 「災害リスク学習のあり方とその構成」 |
||
![]() 災害時の自助・共助の重要性、地域での防災力向上の必要性について認識いただくとともに、災害リスク学習はどうあるべきか、また、現在行っているCERDでのコミュニティ防災教室の構成などを紹介。 |
【キーワード】 ■コミュニティ防災 ■自助・共助 ■いのちラボ ■コミュニティ・スクール ■地区防災計画 |
|
◆吉田 大介(創造都市研究科 准教授) 「災害リスク学習の教材開発」 |
||
![]() CERDが実施しているICTを活用した災害対応訓練を、より現実に近い形で行えるようにするために開発したAR(拡張現実)アプリについて紹介。 |
【キーワード】 ■拡張現実(AR) ■共創・協働 ■オープンデータ ■オープンソースソフトウェア ■地理情報システム(GIS) |
|
◆生田 英輔(生活科学研究科 講師) 「コミュニティ防災教室における災害リスク学習」 |
||
![]() CERDが展開している地域住民対象のコミュニティ防災教室の3本柱(災害リスク、災害対応、環境改善)について解説するとともに、災害リスク学習の実践とそこから見える課題を紹介。 |
【キーワード】 ■防災教育 ■防災人材育成 ■災害脆弱性 ■レジリエンス ■CSR |
|
◆佐伯 大輔(文学研究科 准教授) 「防災教育の効果の評価」 |
||
![]() CERDが開発した教育プログラムの実施の前後で、災害に関する知識や災害対応の技能を測定し、両者の結果を比較することで明らかとなった学習効果とその評価方法について紹介。 |
【キーワード】 ■行動測定 ■行動改善 ■パフォーマンス・マネジメント |
次回、平成29年4月21日(金)開催の第70回「オープン・ラボラトリー」『大阪市立大学「いのちを守る都市づくり』その2「災害時のいのちを守る術」についてはコチラをご覧ください。