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都市科学・防災研究センターが始動します

 

大阪市立大学で、社会的包摂をキーコンセプトに、居住支援や多文化共生など、まちづくりに関する国際共同のアクションリサーチを行ってきた都市研究プラザと、コミュニティ防災をキーコンセプトに、先進的な災害リスク分析とコミュニティにおける防災人材育成といった実践的活動を展開してきた都市防災教育研究センターを発展的に統合する形で、大阪公立大学において「都市科学・防災研究センター」(Urban Resilience Research Center: UReC 略称ユーレック)が2022年4月から発足します。

大阪公立大学 都市科学・防災研究センターは、教育・研究・社会貢献という3つの機能を総合的に担い、大都市大阪の課題解決と発展を目指す大阪公立大学の設立趣旨に沿って、学内外の部局・機関と連携し、都市シンクタンク機能の一部を担う学際的研究組織です。現在そして将来、都市が直面する複合的かつ多次元的なリスク・危機に対して、学内外の知見や資源を結集し、産官学民が共同で都市のリスク・マネジメントやガバナンスにかかわるプラットフォームとして、教育・研究・社会貢献を展開します。

このセンターは、都市科学・防災研究の拠点として、国内外の大学や研究機関等と連携して、包摂的で安全かつレジリエントで持続可能な都市及び人間居住の実現を目指します。これに向けて克服すべき諸課題の解決に資する科学的知見の深化や理論の発展に努め、その成果を地域社会および世界に向けて広く発信し共有します。また、都市が直面し、かつこれからの先を見越した対応が求められる複合的かつ多様なリスク・危機への対応に向けた都市科学・防災研究を、第一線で担う人材を育成します。あわせて、象牙の塔に閉じこもるのではなく、都市の現場に立って、都市問題の解決に取り組む行政・民間団体や住民と協働することにより、持続可能な都市の実現に、実践を通じて貢献していきます。

大阪公立大学 都市科学・防災研究センター webサイトはこちら 


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