Priority Research
重点研究

大阪市立大学戦略的研究 重点研究(2017-2018年度)

「防災文化の創生に向けたコミュニティ防災教室ネットワークの共創的開発 
               ~アクティブラーニング災害対応訓練の社会実験を通して」

想定を超える災害時でも住民が主体的協調的に情報収集・判断し、対応する「コミュニティ防災の仕組み」が求められている(改正災害対策基本法)。これには日常的に災害に備える教育や訓練が不可欠で、現状の様々な地域活動を活かしながら、継続的な防災減災の仕組みとなる、いわば「防災文化の創生」が求められている。これは、人口減少、少子高齢化、都市・建物の老朽化、空き家増加などの課題下で地域の再生が求められる状況において、住民協働によるハード・ソフト両面の環境改善を展開できる有効な「地域価値向上」の手法のひとつであるとも言える。
本研究は、都市防災教育研究センターの実績として、市大重点研究(2011〜2016年度)「災害知の社会実装にむけたいのちを守る都市づくり」、JST事業(2015〜2017年度)「公立大学防災センター連携による地区防災教室のネットワーク構築」、文科省科研B(2016〜2018年度)「地域変容に対応した避難行動要支援者のための地区共助計画システムの構築に関する研究」及び、公立大学防災センター連携会議、国立研究開発法人防災科学技術研究所、阿倍野区、住之江区、住吉区、東住吉区、平野区、西成区との連携協定などを踏まえて、「防災文化の創生に向けたコミュニティ防災教室ネットワークの共創的開発」を目的とする。 




▲ このページの先頭へ